Interview 昔からの慣習にとらわれず、
若い人たちの働きやすい環境作りをしていきたい。

神戸支店 支店長・営業部 次長
廣田栄二(40歳 / 2002年入社)
入社動機を教えてください。
実家が工務店をしていて父の会社と柴田工務店が一緒に仕事をするという関係性があったことが大きいです。高校1年生の頃に現在常務をしている山本さんからお声がけをいただき、専門学校卒業後に柴田工務店に入社しました。現在父の会社は畳んでしまいましたが、自分がいざ柴田工務店で働いてみると当時の父が悩んでいたことを少し理解することができ、大変だったんだろうなと感じました。たまに柴田工務店を独立したりしないのかなど聞かれたりもしますが、わたしには父のように経営しながら建築現場で働くことはできないと感じています。わたしはサラリーマンとして60歳くらいまで柴田工務店で働きたいと考えています。
社員の年齢層について教えてください。
今までは年配の方が多かったのですが、ありがたいことに若い方を採用できるようになってきて、社員の年齢層は均等になってきていると思います。
後輩と話す時に気をつけていることは何ですか。
私の考え方と若い方の考え方は、違うということを常に意識して話すようにしています。それぞれ生きてきた時代が大きく違うので、考え方の違いを感じ戸惑うことも多々ありますが、自分の中の当たり前を相手に押し付けないように気をつけています。
柴田工務店はどのような会社ですか。
「ファミリー」のような会社です。
新入社員が入ってきても暖かく迎える準備はできています。
いつでも部下、上司、関係なく助け合えるような関係性が成り立っているので、仕事の悩みだけでなくプライベートの悩みなども遠慮なく言える空気が作られています。上司は部下が困っていると助けるのはもちろん、早く一人前になってもらうにはどうしたらいいのか常に考えてアドバイスをしています。時には厳しいことも言うかもしれませんが、成長を願ってのことです。
そして近年、時代の流れに沿って会社を変えていこうという動きがあるので、若い方の意見を取り入れながらより良い会社になっていくと確信しています。
柴田工務店にはどのような方が向いていると思いますか。
コミュニケーションが問題なく取れる方であれば大丈夫だと思います。キャリアや知識がなくても全く問題ありません。大切なのは好奇心だと思います。
会社の改善して行きたい所を教えてください。
昇給制度をより明確にしていきたいです。昇給する条件が分かっていれば将来のビジョンが立てやすくなり、仕事に対する意識が高くなると思います。
廣田さんの今後の目標を教えてください。
柴田工務店は40名弱の小さな会社ですが、同じような規模の会社の中では売上だけでなく、福利厚生や給料においても一番を目指しています。
創業から90年を超える会社ですが、昔の慣習を引きずっているのではなく、若い人たちの働きやすい環境作りをしていこうと常に社内で話し合っています。
わたしは今年40歳なのであと20年くらいしかありませんが、その間にもっと会社を良くして後輩に引き継ぎたいと思っています。